Team-m.a.p
顔の見える窓づくり。
m.a.p製品を採用する建築家のみなさんや工務店様の多くが、 私たちを職人集団と呼んでくださいます。
とても光栄なことです。m.a.pは製造部門を持たない代わりに、m.a.pのフィロソフィーを共有し、プランを形に変えてくれる素晴らしいチームに恵まれています。彼ら職人たちであるからこそ、m.a.pは原則 「一業種一社制」 を敷いています。中には何十年にもわたってチームを組んでくれている会社もあります。m.a.pが彼らに惚れ込むのは高い技術力だけではありません。彼らがm.a.pに共鳴して「楽しい開口部づくり」 に情熱を燃やしてくれるからです。
お客さまがびっくりするような開口部を提案できるのも、お客さまに安心を提供できるのも、職人気質の彼らのおかげです。世の中に顔が見える野菜があるように、顔の見える窓があってもいい。これからもm.a.pがモノづくり集団であり続けることを誓います。
Team-m.a.p Member
合資会社 堀商店 札幌営業所 www.hori-locks.co.jp
時代を超えて安心をつくる。
安心ほど、毎日の暮らしに欠かせない要素はありません。どんなに性能が優れ、どんなに素敵なデザインの家も安心がなければそこにやすらぎは生まれません。m.a.pの玄関ドアシリンダーを手がける堀商店は明治23(1890)年に創業しました。かつては牢獄の鍵を、現代では政府の重要施設の鍵を任されるほど、鍵製造における第一人者であり続ける堀商店が、玄関に提案するのがトライデントシリンダーです。トライデントとは「3」を意味するギリシャ語。鍵穴には3列のピンが並び、その凹凸で鍵の刻みを検知します。パターンは実に1400万通り。つまりピッキングはまず無理ということ。それが標準で2個付くのがm.a.pの玄関ドアなのです。m.a.pの玄関ドアには日本が誇る安心が備わっています。
田中塗装店
あなたのどんな望みも叶える色彩の魔術師。
塗装技術とは、相手が望む仕上げをより忠実に再現するスキルだとすれば、田中さんはまちがいなく卓越した技術者であるといえます。彼は「3分つや」「5分つや」といった微妙な差異を塗り分けられるのはもちろん、驚くべきことは何度塗っても同じ仕上がりになるんです。そのニュアンスが身についているということでしょう。またこんなこともありました。床はコンクリート、窓は木製サッシで施工を進めたところ、窓の下枠の白木が見えてしまって美しくない。すると設計事務所から木枠をステンレスに見えるように塗ってほしいという難題がきました。木とステンレスでは質感がまるで違います。けれども田中さんは塗料のみでみごとにステンレスを再現して見せたのです。まさにスペシャリストという言葉がふさわしい職人です。
ツリーワークスナカジマ
どんな不調にも向き合うm.a.pの「ドクター」。
彼らはメンテナンス専門チーム。お客さまからm.a.p製品の相談を受けたら、彼らが現場に駆けつけてトラブルを解決します。たとえば玄関ドアが閉まらないという「症状」に対して、パッキンに問題があるのか、木のそりが原因なのかといった不具合のもとを「診断」し、その場で適切な「手当て」を施します。まるで医者のように、窓・ドアの不調を治してくれるのです。そして調整した内容はメンテナンス報告書に書き込み、工務店へフィードバックします。彼らの報告書はそうやって明日のm .a.p製品の改良にもつながっています。そしてもう一つ。m.a.pがツリーワークスを信頼する理由はメンテナンスに行った先でお客さまとのトラブルが一切ないこと。人当たりの良さというのはときに技術以上に大切だったりするのです。
株式会社 東栄硝子
大判ガラスの施工は彼らにおまかせ。
カーテンウォールやヘーベシーベ(片引き戸)などの大開口部は、ガラスを入れた状態で納品するのではなく、施工現場で窓枠にガラスをはめ込みます。ガラスですからとにかく扱いはデリケート。彼ら以外の現場スタッフはガラスに一切触れないし、また彼らも絶対に触れさせません。万が一、何かの間違いでガラスが割れることでもあったら大変です。そうした重責を担う彼らは当然、ガラスを扱うプロフェッショナルです。たとえば大判ガラスを置くときの台座の位置一つをとっても職人の技量は現れるもの。彼らは瞬時にガラスの重心を見極め、最適な位置に必要最低限の個数の台座を置きます。ヘルメットをかぶった無骨な男たちですが、その仕事ぶりは「ていねい」そのものです。
有限会社 小笠原建設
職人たちが最後にサッシを拭く理由。
小笠原建設はほとんどの現場でm.a.p製品の取り付けを担当しています。図面通りにつくられた駆体に、図面通りつくった木製サッシを取り付けるのだから、計算上はピタッとはまるはず。ところがうまくいかない事も。そんなとき、彼らは許容範囲の中で製品の一部を削るなどして調整し、製品をおさめます。小笠原建設は現役大工集団ですから、このあたりはお手のもの。あっという間にサッシをおさめます。さて、取り付け後、彼らは決まってサッシを拭きます。竣工後に美装業者が入るのにどうしてそんなムダなことを? と疑問に思っていたら、そのワケを教えてくれました。「僕らは拭きながら取り付けの不具合がないかチェックしているんです」。参りました。こんな職人と一緒に仕事ができる。それがm.a.pの自慢です。
有限会社 丸萬 尾先運輸
職人たちが丹精込めたm.a.p製品を現場に届けるのが尾先運輸の役目。トラックを現場に横付けして搬入するのが手っ取り早いかもしれませんが、尾先運輸のドライバーは、効率的な搬入ルートを確保しつつ、他の現場スタッフの作業をジャマしないように、なんとも心憎い場所にトラックを止めるのです。それができるのも彼らドライバーと帳場との間で綿密なコミュニケーションが取れているから。「心を込めて運びます」とはこういうことをいうような気がします。
有限会社 メタルクラフト
m.a.pのカーテンウォール「SB wall」の型材加工を手がけてくれています。カーテンウォールは1mmでも寸法が違えば使えないという世界。彼は0.5mm以下の精度をモットーにしています。万が一おさまらないときには(たとえ図面のミスでも)すぐに現場に駆けつける。「自分のせいで現場を止めるわけにはいきません」という、何とも律儀な職人です。
株式会社 札幌エヌエス www.sapporo-ns.co.jp
排煙窓とは文字通り「煙を逃がす窓」のこと。万が一のリスクをケアするため、法令に基づいて設置されます。手が届かない高い場所にある窓を開閉するのが排煙オペレーターで、壁の中に配管を通してワイヤーでつなぎます。排煙窓の位置と壁の構造との関係性を緻密に理解していないとできない技術パートです。